問題
応用情報技術者平成22年秋期 午前問29
関係データベースの候補キーとなる列又は列の組に関する記述として,適切なものはどれか。
- 値を空値(null)にすることはできない。
- 検索の高速化のために,属性と値と対応するデータの格納位置を記録する。
- 異なる表の列と関連付けられている。
- 表の行を唯一に識別できる。
回答
表の行を唯一に識別できる。
解説
候補キー
表中の行を一意に識別できる列もしくは列の組のことで、主キーの候補となるため候補キーと呼ばれます。行を一意に識別できるのであれば、候補キーはnullでも構わないというように、一般的にはされています。
候補キー(こうほキー、英語:candidate key)は、コンピュータの関係データベースの関係モデルにおいて、スーパーキーのうち、既約 (irreducible) の形のものをいう。
既約とは、ここでは、それを構成する属性(列)のどれか一つでも欠ければ一意性が確保できなくなること、つまり冗長な属性を含まないことをいう。極小(minimal) ともいう。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』