レビュー技法

問題

作業成果物の作成者以外の参加者がモデレータとして主導すること,及び公式な記録,分析を行うことが特徴のレビュー技法はどれか。

  • インスペクション
  • ウォークスルー
  • パスアラウンド
  • ペアプログラミング

答え

インスペクション

解説

プロジェクト内の参加者で行われるレビューをピアレビューと言います。

ソフトウェア・ピアレビュー

ソフトウェア・ピアレビュー: Software peer review)は、ソフトウェア開発、システム開発におけるピアレビュー
ソフトウェア・レビューの内、開発プロジェクトの関係者によって行われるレビュー。プロジェクト外の第三者の有識者がレビューアとなる第三者レビューや、進捗の確認や評価を行うマネジメントレビュー監査は含まない[1]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

インスペクション

‘inspection’ は視察、監察というような堅い意味合いの言葉で、 最も公式的なレビュー方法です。

ソフトウェアインスペクション (: Software inspection) とは、ソフトウェア開発プロジェクトで作成された成果物(仕様書やプログラムなど)を、実際に動作させることなく人間の目で見て検証する作業を言う。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

一般的に、プログラムを動作させて行うテストを動的テスト、インスペクションやウォークスルーなどのようにプログラムの動作を伴わないテストを静的テストと呼ぶ。
静的テストにはインスペクションの他に、ウォークスルーやピアレビューと呼ばれる技法がある。他の技法とインスペクションの違いは以下の通り。
・責任者としてモデレーターが任命され、インスペクション作業全体を統括する
・検出した欠陥をログに保管し、修正が行われたことを追跡調査する

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ウォークスルー

‘ walk through’ は、もともと、劇のリハーサルというような意味合いを持ちます。

ウォークスルー: walkthrough、: walk-through)は、ソフトウェア開発、システム開発におけるピアレビューの技法の1つ。
レビューを希望する成果物の作成者が、必要な数のレビューアを招集し、成果物の内容を説明する形式となる[1]

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

パスアラウンド

‘pass around’ は皆に回すというような意味合いです。

コードをメール等で皆に回覧してもらい、レビューをしてもらう方法です。