問題
オンライントランザクション処理システムにおいて,1分当たりの平均トランザクション数が1,200件であり,1件のトランザクション処理で100万命令を実行する場合,CPU性能が100MIPSのコンピュータを使用したときのCPUの平均利用率は何%か。
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答え
MIPS
MIPS(million instructions per second)は、1秒間の命令実行回数を百万単位で表すCPU性能の指標で、100MIPsであれば、1秒間に100×100万回の命令が実行可能です。
MIPS(ミプス)は、100万命令毎秒 (million instructions per second) の略で、コンピュータの性能指標の1つ。1秒間に何百万個の命令が実行できるかを表す。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
計算
1分当たりの平均トランザクション数は1200件。
よって、1秒当たりの平均トランザクション数は20件。
1件のトランザクションで100万命令が実行されるので、つまり、1秒間に20×100万命令が実行される。
この処理は、20MIPSに相当する。
よって、20MIPS/100MIPS = 20% となる。