システム監査手続き

問題

販売管理システムにおいて,起票された受注伝票が漏れなく,重複することなく入力されていることを確かめる監査手続のうち,適切なものはどれか。

  • 受注データから値引取引データなどの例外取引データを出力し,承認の記録を確かめる。
  • 受注伝票の入力時に論理チェック及びフォーマットチェックが行われているか,テストデータ法で確かめる。
  • プルーフリストと受注伝票との照合が行われているか,プルーフリスト又は受注伝票上の照合印を確かめる。
  • 並行シミュレーション法を用いて,受注伝票を処理するプログラムの論理の正当性を確かめる。

答え

プルーフリストと受注伝票との照合が行われているか、プルーフリスト又は受注伝票上の照合印を確かめる。

解説

プルーフリストとは、 多分和製英語だと思われますが、「入力データをそのまま印刷したもの」だそうです。

この単語の意味が分かれば、「 起票された受注伝票が漏れなく,重複することなく入力されていることを確かめる監査手続 」は、「 プルーフリストと受注伝票との照合が行われているか、プルーフリスト又は受注伝票上の照合印を確かめる」ことにより実現できることが分かります。

消去法で考えると、実際に入力されているかどうかの確認を行うためには、3以外は明らかに不適当であるので、3が正解と考えることができます。