OC曲線

問題

抜取り検査において,ある不良率のロットがどれだけの確率で合格するかを知ることができるものはどれか。

  • OC曲線
  • ゴンペルツ曲線
  • バスタブ曲線
  • ロジスティック曲線

答え

OC曲線

解説

検査特性(OC)曲線

検査特性(OC)曲線は、抜取計画の識別能力を表します。OC曲線は、ロットの検査合格率と不良率の対比をプロットします。
OC曲線をプロットすると、サンプリングリスクが明確に示されます。抜取計画を使用する前に、必ずOC曲線を調べることをお勧めします。

検査特性(OC)曲線の使用
たとえば、5000本のペンから52本をサンプルとして取ります。実際の不良率が1.5%だった場合は、サンプルに基づいたこのロットの合格率は0.957、不合格率は0.043です。実際の不良率が10%だった場合は、このロットの合格確率は0.097、不合格率は0.903です。

検査特性(OC)曲線の使用

抜取検査とOC曲線

ゴンペルツ関数

ゴンペルツ関数(ごんぺるつかんすう、英語: Gompertz function)とは、19世紀にベンジャミン・ゴンペルツ英語版)が考案した死亡率に関する関数であり、成人後では死亡率が年齢の指数関数になることを表す。横軸に年齢、縦軸に死亡率の対数を取る(片対数グラフ)と、直線関係で表される。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

バスタブ曲線

故障率曲線(こしょうりつきょくせん)とは、機械や装置の時間経過tに伴う故障率y (t) の変化を表示した曲線のこと。その形からバスタブ曲線と呼ばれて、時間の経過により初期故障期、偶発故障期、摩耗故障期の3つに分けられる。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ロジスティック曲線

ロジスティック方程式(ロジスティックほうていしき、英語:logistic equation[1])は、生物の個体数の変化の様子を表す数理モデルの一種である。ある単一種の生物が一定環境内で増殖するようなときに、その生物の個体数(個体群サイズ)の変動を予測できる。人間の場合でいえば、人口の変動を表すモデルである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』