レプリケーション

問題

応用情報技術者平成24年春期 午前問56

レプリケーションが有効な対策となるものはどれか。

  • 悪意によるデータの改ざんを防ぐ。
  • コンピュータウイルスによるデータの破壊を防ぐ。
  • 災害発生時にシステムが長時間停止するのを防ぐ。
  • 操作ミスによるデータの削除を防ぐ。

答え

災害発生時にシステムが長時間停止するのを防ぐ。

解説


レプリケーション: Replication)とは、ソフトウェアハードウェアの冗長なリソース間で一貫性を保ちながら情報を共有する処理を意味し、信頼性やフォールトトレラント性やアクセス容易性を強化する。同じデータを複数の記憶装置に格納することを「データレプリケーション」、同じ計算タスクを何度も実行することを「計算レプリケーション」という。計算タスクの場合、異なる機器上で実行すれば「空間的レプリケーション」となり、同じ機器上で繰り返し実行すれば「時間的レプリケーション」となる。Replication は本来は「複製」の意。


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

難しく書かれていますが、データベースのレプリケーションとは、データベースの内容を、別のデータベースにリアルタイムで複製する機能のことです。

問題では、レプリケーション元となるデータベースの内容が改変されてしまってはレプリケーションの意味がなくなるので、消去法的に答えが残ります。