集合

数学における集合 (しゅうごう、setensembleMenge) とは、大雑把に言えばいくつかの「もの」からなる「集まり」である。集合を構成する個々の「もの」のことを (げん、element要素) という。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

ある規則によって集められたものの集まりのこと。

集合は、大文字のアルファベットを使う。

$$ A, B, \ldots $$

元は、小文字のアルファベットを使う。

$$ a, b, x, y, \ldots $$

\(a\)は\(A\)に属する。

$$ a \in A $$

\(a\)は\(A\)に属さない。

$$ a \notin A $$

AはBの部分集合である。

$$ AはBの部分集合である。: \iff x \in A \implies x \in B $$

AとBが等しい。

$$ A \subset B かつ B \subset A \iff A=B $$

集合の記述法

外延的記法

$$ \{1, 3, 5, 7, 9\} $$

内包的記法

$$ \{x | xは10未満の正の奇数\} $$

和集合

“cup”

$$ A \cup B = \{x| x \in A または x \in B \} $$

$$ \bigcup_{n=1}^{k} A_n = \{x| あるi \in \{1, \ldots , k \} が存在してx \in A_i \} $$

積集合

“cap”

$$ A \cap B = \{x| x \in A かつ x \in B \} $$

$$ \bigcap_{n=1}^{k} A_n = \{ x| すべてのi \in \{1, \ldots , k \}に対してx \in A_i \} $$

差集合

$$ A \setminus B = \{x| x \in A かつ x \notin B \} $$