DMA

問題

DMAの説明として,適切なものはどれか。

  • CPUが磁気ディスクと主記憶とのデータの受渡しを行う転送方式である。
  • 主記憶の入出力専用アドレス空間に入出力装置のレジスタを割り当てる方式である。
  • 専用の制御回路が入出力装置や主記憶などの間のデータ転送を行う方式である。
  • 複数の命令の実行ステージを部分的にオーバラップさせて同時に処理し,全体としての処理時間を短くする方式である。

答え

専用の制御回路が入出力装置や主記憶などの間のデータ転送を行う方式である。

解説

DMA

Direct Memory Access(DMA)とは、プログラムされた機械語の命令群の実行によってアキュムレータなどを介する方法によらず、メモリとメモリまたはメモリとI/Oデバイスの間で直接データを転送することである。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Dicet Memory Accessという名前の通り、専用の制御回路を用意することで、主記憶と入力装置間や主記憶同士のデータの転送を、CPUを介さずに行う方式のことです。

CPUが、時間のかかる入出力装置の制御を行わなくても良いため、CPUの有効活用ができるメリットがあります。

パイプラン方式

「複数の命令の実行ステージを部分的にオーバラップさせて同時に処理し,全体としての処理時間を短くする方式である」はパイプライン方式の説明です。

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